<2026.6.5配信>週間ブリーフ「TuringがSUBARU・デンソーと自動運転システムを共同研究、WeRideとウーバーがスペインで自動運転サービス ほか」

自動運転開発のTuringは、SUBARUとE2E自動運転システム、デンソーとフィジカル基盤モデルの共同研究をそれぞれ始めると発表しました。3社の知見を集め、AIモデルの研究開発から車両への実装まで一気通貫で進める体制の構築を目指します。

日産自動車は、英サンダーランド工場で中国・奇瑞汽車(チェリー)の車両生産を検討する覚書を交わしました。同工場にある2つの生産ラインのうち、日産は第2ラインに生産を集約する方針で、空くことになる第1ラインで奇瑞の車両を生産します。

日産自動車は、スタートアップのQuemixと共同で、量子コンピューターを活用した車両空力解析の研究を実施し、有効性を実証したと発表しました。量子コンピューター向けのアルゴリズムを車両空力シミュレーションに適用することで、従来は1日かかる計算を数分レベルに短縮できる可能性があるとしています。

マツダは、日本通運と共同で、バイオディーゼル燃料を使用したトレーラーで完成車を輸送する実証走行を始めたと発表しました。サプライチェーン全体の脱炭素化につなげるのが狙いです。

スズキのインド子会社マルチ・スズキは、ガソリンとエタノールを混ぜた燃料で走るフレックス燃料車(FFV)を発売すると発表しました。「ワゴンR」にFFVモデルを追加。燃料に占めるエタノールの混合比率を20%から100%まで調整できるのが特長です。

自動運転開発のティアフォーKDDIは、自動運転サービスの社会実装に向けて協業すると発表しました。KDDI子会社のKDDIスマートモビリティを加えた3社で、それぞれの技術や知見を組み合わせ、持続可能な地域交通の実現を目指します。

自動運転開発のT2は、日本郵便と自動運転トラックを活用した中継輸送の実証走行を実施しました。また、東レと石油化学品を定期的に輸送する商用運行を開始しました。自動運転レベル2のトラックで、関東~関西間の高速道路の一部区間でそれぞれ実施します。

タクシー業界のDXなどに取り組むnewmo(ニューモ)は、東京都内に自動運転タクシーの開発拠点「Autonomy Garage Tokyo」を開設しました。技術研究や車両開発、社会実装の中核と位置付け、現在20人程度の自動運転開発チームを年内に2倍の40人体制へ拡大する予定です。

東京都は、EVの購入補助金を最大130万円に引き上げる補正予算案を都議会に提出します。EVとPHVの補助金を30万円引き上げ、EVは最大130万円、PHVは最大115万円とし、国の補助制度とも併用が可能です。

海外では、中国の自動運転開発WeRide(ウィーライド)と米ウーバー・テクノロジーズが、スペイン・マドリード州でロボタクシーの試験運行を始めると発表しました。欧州市場への両社の共同参入は初めてで、2026年後半に商用運行を開始する予定です。

また、ウーバーは、自動運転開発スタートアップの米Nuro(ニューロ)に約5億ドル(約800億円)を投資する、とロイター通信が報じています。ロボタクシー開発を進める大規模投資の一環とみられます。

ウェイモは、中国Zeekr(ジーカー)製の新型ロボタクシー「Ojai(オーハイ)」をサンフランシスコなど米国内3カ所の配車サービスに導入すると発表しました。最新の第6世代Waymo Driverを搭載し、エレベータのようなドアや低いステップなど乗車体験も向上させました。

中国の上海汽車は、スペイン・ガリシア州に工場を建設する計画を進めている、とロイター通信が報じています。上海汽車はEVを主力とする「MG」ブランドを欧州で展開しており、実現すればEU域内で初の生産拠点となります。

中国の吉利汽車(Geely)の欧州研究開発拠点(GTEU)と通信大手の英ボーダフォン・ビジネスはコネクテッドカーにおける提携を拡大すると発表しました。ボーダフォンは通信による車両診断やOTAアップデート、安全なデータ転送などを提供します。

フォルクスワーゲン(VW)グループのソフトウェア子会社CARIAD(カリアド)は、拡張性の高い新たな車載ソフトウェア「ID.Software 6」を発表しました。車載アプリケーションストアから幅広いサードパーティ製アプリに直接アクセスできます。新型EV「ID.ポロ」などから順次、搭載します。

エヌビディアは、自動運転レベル 4のロボタクシー開発向けのVLA(視覚・言語・行動)AIモデル「NVIDIA Alpamayo 2 Super」を発表しました。公開済みのAlpamayoの拡張モデルで、320 億のパラメーターを持つリーズニング(推論)モデルです。

自動車部品大手の米アプティブは、エヌビディアとの協業を拡大し、エッジAIの導入を加速すると発表しました。Jetson Thorなど次世代プラットフォームを含むNVIDIA Jetsonを、次世代インテリジェントシステム向けの実用化対応エッジAIプラットフォームへと進化させます。

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