<2026.8.7配信>週間ブリーフ「AstemoとティアフォーがE2E型自動運転を共同開発、ロンドンでウェイブの自動運転車にハイヤー営業許可 ほか」

自動車部品のAstemo(アステモ)と自動運転開発のティアフォーは、AIが認知・判断・操作を一体で学習するE2E型の自動運転のソフトウェアプラットフォームを共同開発すると発表しました。ティアフォーのAI開発基盤を活用して、2030年代前半に乗用車で自動運転レベル4の実用化を目指します。

トヨタ自動車は、HV向け次世代電池の生産を2027年以降に始めると発表しました。従来よりも高性能で低コストな電池を開発して競争力を高め、収益増につなげるのが狙い。また、HV用電池をニッケル‌水素⁠電池からリチウムイオン電池へと順次切り替え、生産能力を増強します。

ホンダは、車両のプラットホーム(車台)開発の一部をインドのタタ・グループ傘下タタ・テクノロジーズに委託した、と日経新聞が報じています。開発コストを減らすのが狙いで、車台開発でインド企業と提携するのは初めてとみられます。

日産自動車は、第3世代e-POWERを搭載したSUV「キャシュカイ」が、給油なしで1980kmを走行し、「非プラグイン式エクステンデッドレンジ電動SUVによる最長走行距離」としてギネス世界記録に認定されたと発表しました。

スズキは、米国を本拠とするコーポレートベンチャーキャピタルファンドを通じて、米国のベンチャーキャピタルA.Capitalが運用するファンドに出資したと発表しました。主にAI分野のスタートアップ企業を対象としたファンドで、同分野の知見を獲得するのが狙いです。出資額は未公表。

デンソーとスタートアップ育成を手がけるSTATION Aiは、製造業向けのオープンイノベーション支援プログラム「RE-CORE」を始めたと発表しました。スタートアップ企業との共創を通じて新たな事業機会の創出を支援し、企業の持続的な成長を後押しします。

トヨタ自動車子会社のウーブン・バイ・トヨタは、静岡県裾野市の実証都市「ウーブン・シティ」の住民を初めて公募します。静岡県の在住者を対象に25世帯程度を募り、自動運転などの実証に参加してもらうことで街づくりに生かします。

タクシー業界のDXなどに取り組むnewmo(ニューモ)は、KDDIなどと共同で自動運転タクシーの社会実装を目指すコンソーシアムを大阪府堺市に設立しました。子会社のタクシー会社・未来都堺相互タクシーも参画し、担い手不足や高齢化に伴う移動手段の確保など、地域交通の課題解決に取り組みます。

経済産業省は、一般道を含む物流拠点間で自動運転トラックを走行させる実証実験を始める方針を示しました。実証実験に向けた調査をする事業者を公募中で、本年度中に物流拠点やルートを設定した上で、2027年度以降に走行実証を行う予定です。

自動車部品のイクヨは、民事再生手続き中のEVモーターズ・ジャパンからEVバス事業を譲り受けると発表しました。EVモーターズの自動運転技術や大容量蓄電池を活用し、新たな収益源に育てます。譲渡金額は未公表。

海外では、配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズが、提携する英Wayve(ウェイブ)の自動運転車に、ロンドン交通局がハイヤーの営業許可を与えたと発表しました。完全自動運転ではなく、ドライバーが同乗して運行状況を監視します。

米アマゾン傘下のZOOX(ズークス)は、米ラスベガスでロボタクシーの商用運行を始めると発表しました。これまで同都市のほか、サンフランシスコ、⁠オースティン、マイアミで試験運行してきましたが、有料の商用運行は初めてです。

自動運転開発の中国・WeRide(ウィーライド)と、デンマークで電動カーシェアリングを手がけるGreenMobilityは、自動運転シェアモビリティサービスの展開に向けて提携すると発表しました。2027年前半にデンマークでの商用運行を目指します。

エヌビディアは、ロボタクシーや自動運転車向けの最新AIモデル「Alpamayo 2 Super」を、商用利用できるオープンライセンスとして提供すると発表しました。事故や緊急車両への対応など複雑な状況でも、周囲の状況を踏まえて適切に判断・行動する推論能力を備えているのが特長です。

中国国有の上海汽車集団は、米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁事業「上汽GM」の契約期間を2047年まで20年延長すると発表しました。上汽GM は、EVなど新エネルギー車を海外市場へ輸出する役割を担います。

フォード・モーターは、北米で発売予定の低価格EVトラック「FATHOM(ファゾム)」を発表しました。価格は2万8350ドル(約450万円)からで、2027年初めから予約を受け付けます。現時点で車体やデザインは未公表。

テスラは、日本で家庭用蓄電池の新機種「パワーウォール3」を発売したと発表しました。最新AIが天候や電力需要を予測して充放電を制御し、電気代を抑制しやすくできるのが特長で、従来機種より出力をほぼ2倍に高めました。

韓国のKGモビリティは、中国の奇瑞汽車(Chery)から7500万ドル(約119億円)の出資を受けることに合意したと発表‌しました。KGモビリティは、奇瑞のプラットフォームを採​用したSUVを来年1月に発売する予定です。

 

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