<2022.11.18配信> 週間ブリーフ「トヨタが新型プリウスPHVモデルなど発表、GMが2025年にEV事業黒字化の見通し ほか」


トヨタ自動車は、全面改良した5代目「プリウス」新型車を発表しました。ハイブリッド車(HV)は2022年冬、プラグインハイブリッド車(PHV)は2023年春の発売を予定しています。また、米国ではPHVモデルの「Prius Prime」も公開しました。PHVは、より大型のバッテリーを積むなどして、EV走行の距離を現モデルより50%向上。またトヨタ欧州法人の発表では、欧州ではPHVモデルのみの発売としています。

トヨタ自動車はEVコンセプトカー「bZ Compact SUV Concept」を米国で初披露しました。小型サイズのSUVとして開発を進めているモデルで、今週開幕のロサンゼルスオートショーに出展。植物由来のリサイクル素材を使用したシートなど、環境に配慮したデザインが盛り込まれています。

パナソニック エナジーは、⽶国の電池リサイクル企業レッドウッド・マテリアルズとEV用リチウムイオン電池の正極材と銅箔の売買契約を結んだと発表しました。北米でのサプライチェーン確⽴と現地調達率の向上、カーボンフットプリント低減を目指します。

損害保険ジャパン日本総合研究所は、EV電池の品質保証サービス事業化に向けた実証を開始したと発表しました。電池診断装置の開発・販売を行う企業や大手ディーラーをパートナとして今月から実施。中古EVの価値適正化により、市場拡大を狙います。

三井物産は、自動運転トラックによる幹線輸送サービス提供を目指す会社「T2」を設立したと発表しました。人工知能(AI)開発のプリファード・ネットワークスの技術支援を受け、レベル4の自動運転での東京-大阪間の輸送を目指し、公道実証も予定しています。

幹線輸送の効率化を目指す、日野自動車の子会社NEXT Logistics Japanは、経済産業省の無人自動運転等に向けた実証・支援事業に選ばれ、アイシン豊田自動織機と協働し、将来の自動クロスドック(結節点)運用に向けた自動荷役技術の開発や課題の抽出を行うと発表しました。

パイオニアは、モビリティAIプラットフォーム「Piomatix」の新サービスとして、商用車の運行ルートの最適化により物流やタクシー配車のデジタル化を支援する「Piomatix LBS API」の提供を開始したと発表しました。

海外では、米ゼネラル・モーターズ(GM)が、2025年までに北米でのEV事業を黒字化するとの見通しを示しました。シボレーブランド「Silverado EV」はじめ、SUVや高級EVを多数投入するほか、アルティウム・プラットフォームを活用してコストを抑制。政府の政策もあり、収益を押し上げるとしています。

また、GMは、8月に高速道路でハンズフリー走行が可能な道路を2倍に拡大すると発表したADAS技術「Super Cruise」を11月からキャデラック「Escalade ESV」など4車種に搭載し、2023年末までに22車種に搭載車を拡大すると発表しました。

BMWは、中国遼寧省で100億元(約2000億円)を投資して電池工場を拡張すると発表しました。中国の自動車メーカー、華晨汽車集団との合弁、華晨宝馬汽車が建設を進め、電池の安定調達を目指します。

中国のEV大手の比亜迪(BYD)は、半導体事業を手掛ける子会社について、深圳証券取引所の新興企業向け市場に上場する計画を中止したと発表しました。半導体の外販を広げる計画を変更し、自社EV向けの半導体生産に専念すると報じられています。

ボッシュは2025年までにデジタル化やコネクティビティ技術に100億ユーロ(約1兆4500億円)を投資すると発表した。また、米IBMと量子コンピューティングで提携することも発表。モビリティやインダストリー4.0などの技術開発や人材育成に注力します。

欧州ステランティスは、自動運転などの技術強化を目指し、ハンガリーでAIや自動運転を開発するスタートアップ、AIモーティブ(aiMotive)を買収すると発表しました。

 

 

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