激動の中で (2017/9/12)


 「技術は人の為に」。先日のインタビューで、アマネク・テレマティクスデザインの今井社長は、本田技研工業創始者の言葉を引用しながら、そう語った。

 それを聞きながら、ウェブサイトでどれほど人の役に立つ仕組みづくりができるだろうか、とぼんやり考えた。

 これまで、長いことテレマティクス・自動運転分野のイベントづくりに携わり、どうにかして情報や人のネットワークを共有して、新たな取組みを支援したいと考えてきた。新たなウェブ・プラットフォームを立ち上げてはみたものの、どれほど発展させていけるか、どれくらい人の為に役立てるか、未知数ではある。

 ただ、誰もが先の見えない中で奮闘しているのではないかと思う。この分野、自動車・モビリティ分野が数年後にどのように変化しているか、はっきり見通している人などいないだろう。インタビューや執筆に応えてくれた葛巻氏や野辺氏をはじめ多くの方々の信念ある言葉には勇気づけられた。

 これから激動する自動運転・コネクテッドカー・次世代モビリティ分野で、少しでも道筋を示せるプラットフォームづくりができればと思う。

 立ち上げにあたって、執筆・編集に携わっていただいているジャーナリストの清水氏、林氏、多くご助言いただいた住商アビーム自動車総合研究所の大森社長はじめ、業界関係者、メディア関係者の多くの方々にご協力・ご支援いただき、励ましの言葉をいただいた。この場をお借りして、深く感謝を申し上げたい。

<2017/9/12 友成>

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