<2018.7.12配信> 週間ブリーフ「テスラが上海に工場建設へ、ダイムラーとボッシュがカリフォルニアで無人タクシー実験へ ほか」


 電気自動車(EV)の米テスラと中国上海市政府は、テスラが上海市郊外にEV新工場と研究開発センターを建設することで合意したと発表しました。テスラの米国外での工場建設は初めてで、最大市場・中国への投資を強化します。

 独ダイムラーは、外資系メーカーでは初めて、中国・北京市で自動運転路上試験の認可を受けたと発表しました。

 ダイムラーと部品世界最大手の独ボッシュは2019年後半、米国カリフォルニア州で、完全自動運転車を使った無人タクシー・サービスを試験的に始めると発表。両社は完全自動運転車の開発を強化するため、半導体大手エヌビディアが開発するAI(人工知能)コンピュータボード「DRIVE Pegasus」を採用することも発表しています。

 独BMWは中国の長城汽車と、EVなどを開発・生産する合弁会社を設立すると発表。また、BMWは中国インターネット検索大手・百度(Baidu)の自動運転開発プロジェクト「アポロ」に参画することも発表しました。

 独フォルクスワーゲン(VW)は、中国の安徽江淮汽車(JAC)と、EV、コネクティビティ、自動運転技術を開発する研究開発センターを共同設立することに合意。VWは中国の第一汽車(FAW)インテリジェントコネクテッドカー研究所と、モビリティサービスや自動運転領域で提携することでも合意しました。また、独アウディはコネクテッドカー開発を進めるため、華為技術(Huawei)と戦略的提携に向けた覚書を締結しました。

 このほか中国関係では、EV電池で世界最大手の中国・寧徳時代新能源科技(CATL)がドイツ・チューリンゲン州で海外初の工場建設を正式に進めることになりました。

 トヨタ自動車は米国ハワイ州でカーシェアリング事業「Hui」を始めたと発表。スマートフォン・アプリで車の予約や料金の支払い、ドアロックの開閉、エンジン始動などが可能です。

 国内では、東京都が民間の交通事業者と連携し、自動運転の公道実験を多摩市と都心部で始める、と報じられています。多摩市では住民の移動を支援する自動運転バスを走らせ、港・千代田区ではタクシー等の運転手不足解消ができるかを検証。2019年度以降の実用化を目指します。

 このほか、SUBARU(スバル)SBIインベストメントと共同で、国内外の有望なベンチャー企業に投資するプライベートファンド「スバル-SBI イノベーションファンド」を設立。埼玉工業大学は、私立大学初となる自動運転技術のベンチャー「株式会社フィールドオート」を設立したと発表しました。

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