SIP自動走行システムが10月にシンポジウム開催


戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システムは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共催で、10月7日、「東京モーターフェス2018」(日本自動車工業会主催)の併催イベントとして、「あなたと考える自動運転の安心・安全」をテーマにしたシンポジウムを開く。自動運転の社会受容性の醸成と市民の理解向上が目的で、一般観覧者を募集している。

Date:2018/09/12

 

 シンポジウムは、市民が自動運転に漠然とした不安や期待を抱いていることから、専門家による正確な情報提供の場を設けることで自動運転への不安を取り除き、正しい理解を深めてもらおうと、SIP自動走行システムが計画。日本自動車工業会や大学・研究機関、警察庁、国土交通省などで安心・安全の向上に取り組む専門家がパネルディスカッションを行い、「自動運転はどれだけ安全でなければならないか」などについて議論する予定。

 登壇者は、SIP自動走行システム・プログラムディレクターの葛巻清吾氏、同サブ・プログラムディレクターの有本建男氏、国土交通省自動車局技術政策課自動運転戦略室長の平澤崇裕氏、警察庁交通局交通企画課自動運転企画室長の杉俊弘氏、日本自動車工業会自動運転検討会主査の横山利夫氏、中京大学教授の中川由賀氏、東京農工大学准教授のポンサトーン・ラクシンチャラーンサク氏の7人。

 モデレーターは SIP自動走行システム推進委員会構成員で国際自動車ジャーナリストの清水和夫氏が務め、司会は同じく推進員会構成員でモータージャーナリストの岩貞るみこ氏が担当する。

 SIP自動走行システムでは一昨年から市民と専門家が対話する「市民ダイアログ」を開催するなど、自動運転の社会受容性の醸成に努めてきた。本シンポジウムはこうした市民の理解向上への取り組みの一環。

 シンポジウムは観覧無料で事前登録が必要。定員は約300名。定員に空きがあれば当日先着順で受付ける。登録に関してはシンポジウム実施業務を受託した住商アビーム自動車総合研究所が窓口となっている。詳しい日時や場所、登録用ウェブサイトは下記の通り。

 

◆事前登録用ウェブサイト:

http://www.cpfine.com/sip-adus-sympo.html

 

◆ 日時 2018年10月7日(日) 10:00~12:00(開場9:30)

 

◆ 場所 東京国際交流館(東京都江東区青海2-2-1 国際研究交流大学村) 

  ゆりかもめ「船の科学館」東口より 徒歩約3分

  りんかい線「東京テレポート」駅B出口より 徒歩約15分

 

◆ 問い合わせ先

株式会社 住商アビーム自動車総合研究所(担当:成田、粟井)

電話:03-5166-4600

Eメール: scab-sympo@sc-abeam.com

 

 

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