<2026.3.27配信>週間ブリーフ「ソニー・ホンダモビリティがEV開発を中止、ウーバーがリヴィアンとロボタクシー展開で提携 ほか」

ソニー・ホンダモビリティは、これまで開発を進めていた第1弾モデルのEV「AFEELA 1」および第2弾モデルの開発と発売を中止すると発表しました。ホンダの米国の電動化戦略の見直しに伴い、ホンダの技術やアセットの活用が困難になったためです。今後の事業の方向性については親会社と検討しています。

日産自動車は、中国で新型SUV「NX8」の予約販売を始めたと発表しました。EVと共に初めてレンジエクステンダーEV(EREV)タイプを販売。電池は寧徳時代新能源科技(CATL)製などを採用し、EREVの航続距離で1450㎞を実現しました。

トヨタ自動車は、米国のケンタッキー州とインディアナ州の工場に総額10億ドル(約1600億円)を投資すると発表しました。ケンタッキー工場では大型SUVの新型EVを2028年から生産予定。インディアナ工場ではHV「グランドハイランダー」の生産能力を増強します。

スズキのインド子会社マルチ・スズキは、グジャラート州で2拠点目となる新工場の建設に1019億ルピー(約1700億円)を投資すると発表しました。生産能力は年間25万台で、2029年までの稼働を目指します。

マツダは、東京海上日動火災保険が保有する事故関連データを車両安全性能向上を目的とした研究・開発に活用すると発表しました。個人が特定できない形にデータを加工し、ドライバー・モニタリングなどADASの研究開発に活用します。

三菱自動車関西電力は、EVの車両データを活用した法人向けのエネルギーマネジメントサービスで連携すると発表しました。三菱自動車が取得した充電残量や走行距離などの車両データを、関西電力のシステムに連携し、法人顧客の電力使用の最適化などに活用します。

デンソーは、次世代モーター開発のネクストコアテクノロジーズ(NCT)に出資したと発表しました。NCTは電力損失の少ない「鉄基アモルファス系合金」を使った技術に強みがあり、EVやHVで使う高効率なモーターコアの量産化で協業します。

ローム東芝三菱電機はパワー半導体事業の統合協議を始めると発表しました。統合が実現すると世界シェアは2位になります。デンソーによるロームへの買収提案に対抗する狙いもあるとみられています。

自動運転開発のTuring(チューリング)は、自動運転向けAIのVLAモデルを活用した車両の公道走行を実現した発表しました。VLAはカメラから取得した映像と言語による状況理解を踏まえ、運転行動を予測・出力する技術。同社によると、VLAモデルによる公道走行は国内で初めてです。

タクシー業界のDXに取り組むnewmo(ニューモ)は、京浜急行電鉄のタクシー事業を買収すると発表しました。買収する京急のグループ会社6社は、車両が約400台、乗務員は600人以上で、この買収でニューモは新たに首都圏に進出します。

JR東日本KDDIは、東京都港区のTAKANAWA GATEWAY CITYから竹芝までのエリアで一般客を乗せた自動運転バスの走行実証を実施する発表しました。実施期間は3月末から約1カ月半。自動運転レベル2で実証し、2027年度にレベル4の認可取得を目指します。

海外では、米ウーバー・テクノロジーズが、米リヴィアン・オートモーティブと提携すると発表しました。2031年までに最大12億5000万ドル(約2000億円)を投資し、自動運転機能を備えたリヴィアンのEVを最大5万台購入する計画。2028年にサンフランシスコなどでロボタクシーの商用運行を始め、2031年までに世界25都市へ拡大する予定です。

また、ウーバーは中国の小馬智行(Pony.ai)、クロアチアのヴェルヌ(Verne)と提携し、欧州で初めて進める商用ロボタクシーサービスを、クロアチアで近く開始すると発表しました。

テスラのイーロン・マスクCEOは、AI向けの半導体を量産する計画を発表しました。マスク氏が運営する米スペースXと共同でテキサス州に工場を建設。半導体は、テスラの自動運転車やヒト型ロボット「オプティマス」に活用します。

ゼネラル・モーターズ(GM)は、次世代車に搭載する自動運転技術の公道試験走行を今週始めると発表しました。2028年にSUV「キャデラック・エスカレードIQ」に、アイズオフ自動運転を搭載する予定で、カリフォルニア州などの高速道路で試験を開始し、近く試験車両を200台以上に増やす計画です。

韓国の現代自動車は、2030年までに北米市場にEVやHVなど36車種の新型モデルを投入する計画を明⁠らかにしました。また中期的な取り組みとして、中国市場で現在の2倍以上となる年間50万台の販売‌を目⁠指すとしています。

中国では、華為技術(ファーウェイ)上海汽車集団との共同ブランド「SAIC尚界」を通じて、セダンの新型EV「Z7」の予約販売を始めました。価格は22万9800元(約530万円)からで、競合する小米(シャオミ)の「SU7」と性能や価格をほぼ同じ水準に設定しました。

小米は、モデルチェンジしたSU7の受注が3万台を超えたと発表しました。新たにLiDARを搭載して運転支援機能を高めました。また、2025年の決算では、2024年3月に参入したEV事業が通期で黒字化しました。

中国の小鵬汽車(シャオペン)は、2025年10〜12月期決算の最終損益が3億8300万元(約90億円)の黒字となり、2020年の上場以来、初めて四半期で黒字化しました。

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