日本電産は、中国の広州汽車グループの広汽零部件と提携し、電気自動車(EV)用のトラクションモーターを手がける合弁会社を中国に設立すると発表しました。主に広州汽車向けに低コストで高効率なモーターを開発・生産し、他メーカーへの販売にも取り組む予定です。
日産自動車と米国のEV充電ステーション運営大手のEVgoは、米国内で新たに200カ所の急速充電ステーションを設置すると発表しました。充電方式は日産などが進めるチャデモと、欧州メーカー主体のコンボの両方に対応します。
トヨタ自動車と人工知能(AI)開発のプリファードネットワークスは、人の生活を支援するサービスロボットの早期実現を目指し、トヨタの生活支援ロボット「Human Support Robot」をプラットフォームとして共同で研究開発を行うと発表しました。
また、トヨタ自動車は、燃料電池バス「SORA」を改良、ITS Connect 路車間通信システムやドライバー異常時対応システムを搭載して8月中に発売します。
ルネサスエレクトロニクスは、日産自動車の新型「スカイライン」に、同社の車載用SoCと制御用マイコンが、運転支援システムECUの中核として採用されたと発表しました。スカイラインは高速道路の同一車線内で手放し運転ができる機能を搭載します。
小田急電鉄、江ノ島電鉄、SBドライブは、神奈川県と連携して、江の島周辺の公道にて8月下旬に自動運転バスの実証実験を実施すると発表しました。車両が信号情報を取得して走行するなどより高度な技術実験を行う予定です。
あいおいニッセイ同和損害保険はドライブレコーダーで取得した走行データに基づき、安全運転をすると保険料を割り引く自動車保険を来年から発売すると発表しました。このほか、国内では、NECが空飛ぶクルマの試作機を開発し、同社業場内の実験場で浮上実験を公開しました。
中国の配車サービス最大手の滴滴出行は、石油会社の英BPと新エネルギー車(NEV)の充電ステーションを整備する合弁会社を設立することで合意しました。BPとの連携でNEVの普及拡大を目指す方針です。また、滴滴出行は自動運転部門の分社化を発表。自動運転の研究開発への投資を増やします。
独ポルシェは、デジタル・ビジネスモデルを開発する米国で2カ所目となる新拠点を米国ジョージア州アトランタに開設しました。また、独ボッシュはドイツで9月に開催されるフランクフルトモーターショー2019において、新開発の3Dディスプレイを初公開すると発表しました。
対話型AIの米ニュアンス・コミュニケーションズは、同社の自動車部門が独立し、新会社セレンスとして10月より稼働すると発表しました。新会社は、安全で楽しい時間を提供する没入型エクスペリエンスを実現するとしています。