ホンダとゼネラルモーターズ(GM)の合弁会社であるフューエル・セル・システム・マニュファクチュアリング(FCSM)は、ホンダとGMが共同開発した燃料電池システムの生産を開始したと発表しました。システムは従来より耐久性を2倍にしコストを3分の1に抑えました。2024年にホンダが販売予定の車両に搭載するほか、商用車用・定置用など向けに販売します。
また、ホンダは電動事業への変革を加速するため、四輪生産本部の新設など、組織運営体制の変更を発表しました。
三菱ふそうトラック・バスは、香港市場で、小型の電気自動車(EV)トラック「eCanter」を発売したと発表しました。日本を除くアジア地域でEVトラックの販売は初めてです。
いすゞ自動車は、神奈川県平塚市内の自動運転移動サービスを中心とした地域公共交通のDX推進連携協定に、新たに参画したと発表しました。平塚市や神奈川中央交通、アイサンテクノロジーなどでつくる協定で、今月からいすゞの大型バスを使った自動運転の実証実験を開始し、実用化を目指します。
国土交通省は、国内で開発・実証されるバッテリー交換式EV 技術の国連基準化を目指し、オールジャパンでの取り組みを推進すると発表しました。官民の協力の下、カーボンニュートラルセンターを立ち上げ、第1回会合を1月に開催します。
アイシンと新明和工業は、自動運転レベル4のバレーパーキングに成功したと発表しました。車載システムメーカーが開発した自動走行および駐車システムを搭載した車両を、設備側と連携し、機械式駐車設備に自動で駐車しました。国内で初めてとしています。
三菱電機とオランダのデジタル地図大手トムトムは、自動運転で協業すると発表しました。三菱電機の高精度ロケータとトムトムの高精度地図を組み合わせ、自動車メーカーに次世代自動車向けの高精度な統合ソリューションを提供します。
海外では、米テスラがEVの低価格モデルを2025年に発売する計画を明かしました。価格を2万5000ドル(約370万円)に抑えた低価格EVの市場投入を以前より表明していましたが、この低価格EVの導入準備のため、2024年の生産台数の伸びは、2023年より鈍化するとしました。
米フォード・モーターは、フォード車とリンカーン車向けの次世代インフォテインメント・システムを発表しました。Android Automotive OSベースで、48インチのパノラマタッチスクリーンを備え、グラフィックスなどの処理能力を大幅に高めました。
自動運転開発の米ウェイモは、米国カリフォルニア州公益事業委員会に無人タクシーサービスのロサンゼルスへの拡大を申請したと、ロイター通信が報じています。ウェイモは現在、サンフランシスコで無人タクシーサービスを提供していますが、他都市や高速道路などにも拡大する計画です。
独メルセデス・ベンツは、独自の充電ネットワーク「Mercedes me Charge」について、31カ国の1300以上の充電事業者が150万ヵ所以上の充電ポイントを提供していると発表しました。世界最大級のEV充電の認証・決済ネットワークであるとしています。
韓国・現代自動車と起亜は、高速走行中の空力抵抗を抑える「アクティブ・エア・スカート(AAS)」技術を開発したと発表しました。フロントバンパーと前輪の間に設置し乱流を制御することで、EVの航続距離向上などに貢献します。
米インテル傘下で、自動車用半導体のモービルアイは、中国の技術サプライヤーの経緯恒潤(HiRain)が中国で初めてモービルアイのSoCを使用してADASシステムを量産すると発表しました。
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