第20回ReVisionウェビナー(無料公開)
2022年5月13日(金)15:30〜17:00 オンライン・ライブ配信
自動車業界の競争力向上へ、クルマ開発における新たな取組み
― モデルベース開発とシミュレーション技術が果たす役割 ―
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人見 光夫氏
マツダ株式会社
シニアフェロー イノベーション/
MBD推進センター
ステアリングコミッティ委員長 -
アショク コンダゲ氏
Ashok Khondgeアンシス・ジャパン株式会社
アンシスソリューションエキスパート
オートインダストリー -
清水 和夫氏
国際自動車ジャーナリスト/
神奈川工科大学 運動性能担当
特別客員教授/ SIP-adus構成委員、
RoadtoL4プロジェクト推進委員
電動化・知能化といった変革の波が押し寄せ、同時に脱炭素化へのさらなる取組みが求められる中で、クルマの開発効率を高め、日本の競争力を維持することは、自動車業界全体にとって大きなチャレンジとなります。こうしたなかで、モデルベース開発(MBD)および多様なシミュレーション技術の活用は、開発効率を上げ、クルマの付加価値を高める上で大きな武器となります。これらの技術は今どのように使われようとしていて、今後の電動化や知能化、脱炭素化において、実際にどのような点で有効に活用していけるでしょうか。
今回のウェビナーでは、業界の第一線で活躍する3名の講師を迎え、モデルベース開発とシミュレーション技術の活用について解説し、これからの可能性を広く自動車業界および関連業界の方々に示します。
本ウェビナーは事前登録いただいた方はどなたでも無料でご視聴いただけます。音声は日英同時通訳で実施。途中、視聴者からの質問を受け付けるなど、インタラクティブなウェビナーです。実施時刻にご視聴が難しい場合でもご登録いただいていればウェビナー録画動画を後ほど期間限定公開でお送りします。
プログラム
15:30 | 冒頭ご説明とご紹介<5分> |
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15:35 |
講演<10分> 「ポストCASEで注目されるGX・DX時代のクルマ作り」 清水 和夫氏
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15:45 |
講演<20分> 「車の付加価値を高める上で、モデルベース開発を今後の車開発にどう生かすか 人見 光夫氏
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16:05 |
講演<20分> ※英語講演を同時通訳 「エンジニアリングシミュレーションの活用拡大 アショク コンダゲ氏
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16:25 |
ディスカッション<35分> ※日本語・英語の同時通訳 「自動車業界の競争力向上へ、クルマの開発における新たな取組み 清水 和夫氏
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17:00 |
終了 |
開催概要
名称 |
第20回ReVisionウェビナー 【無料公開】
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日時 |
2022年5月13日(金)15:30〜17:00
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主な対象者 |
自動車メーカー、部品メーカー、システムサプライヤー、IT・テクノロジー企業、行政・研究機関、業界・動向・技術に関心の高い自動車業界関係者
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ウェビナー・システム |
ウェビナー配信には「Zoom」を使用し、ライブ配信します。
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講師
人見 光夫氏
マツダ株式会社
シニアイノベーションフェロー/
MBD推進センター
ステアリングコミッティ委員長
<略歴>
1979年(昭和54年)4月 当社入社
2010年(平成22年)2月 パワートレイン開発本部長
2011年(平成23年)4月 執行役員 パワートレイン開発本部長、コスト革新担当補佐
2014年(平成26年)4月 常務執行役員 技術研究所・パワートレイン開発・電気駆動システム開発担当
2019年(平成31年)4月 シニアイノベーションフェロー
2022年(令和 4年)4月 現職
アショク コンダゲ氏
Ashok Khondge
アンシス・ジャパン株式会社
アンシスソリューションエキスパート
オートインダストリー
<略歴>
世界最大の独立系 CAE ソフトウェア企業であるアンシス社(NASDAQ: ANSS)の自動車産業向けエンジニアリングソリューションエキスパートとして、アジア太平洋地域におけるカスタマーサクセスを担っている。過去20年以上にわたり、自動車業界にエンジニアリングソリューションを提供するアプリケーションや技術のリーダー的役割を果たしてきた。また、技術論文において、SAE World Congress、SAE Journal、IJHMTなどのカンファレンスやジャーナ向けに20以上もの執筆を行っている。自動車業界の多くのグローバルカンパニーと協力し、エンジニアリングのニーズを理解し、エンジニアリングアプリケーションにシミュレーションのベストプラクティスを導入する支援を行ってきた。モデルベースシステムエンジニアリング(MBSE)、モデルベース設計、マルチフィジックス、複合領域設計最適化(MDO)、代理モデルの開発、設計・エンジニアリング問題へのシミュレーション技術の適用などの分野に積極的な関心と実践的な経験を有している。
清水 和夫氏
国際自動車ジャーナリスト/
神奈川工科大学 運動性能担当 特別客員教授/
SIP-adus構成委員、RoadtoL4プロジェクト推進委員
<略歴>
1954年、東京生まれ。武蔵工業大学電子通信工学科卒。1972年のラリーデビュー以来国内外の耐久レースで活躍する一方、モータージャーナリストとして活躍を始める。 自動車の運動理論や安全性能を専門とするが、環境問題、都市交通問題についても精通している。日本放送出版協会『クルマ安全学のすすめ』『ITSの思想』『燃料電池とは何か』、ダイヤモンド社『ディーゼルこそが地球を救う』など著書多数。現在YouTubeで自動車関係の取材をアップ。
<現在の役職>
内閣府 SIP 自動走行システム推進委員会 構成員、経済産業省・国土交通省合同主宰 自動走行ビジネス検討会 委員、国土交通省車両安全対策委員およびASV検討委員、NEXCO東日本 道路懇談委員
<所属機関>
日本自動車ジャーナリスト協会、日本交通医学工学研究会・特別研究員、日本科学技術ジャーナリスト会議 会員(JASTJ)、日本自動車研究所(JARI)客員研究員