ディー・エヌ・エー(DeNA)は、運賃を広告主が負担する「0円タクシー」の運行を東京都内で開始しました。タクシー配車サービス「MOV(モブ)」都内展開と併せて発表し、日清食品がスポンサーとなり50台を運行します。また、米ウーバー・テクノロジーズも大阪府のタクシー会社・未来都と組み、名古屋に次いで大阪でもタクシー配車サービスを始めると発表。今後、タクシー配車をめぐる競争が拡大しそうです。
カーナビ大手のアルパインは株主総会の承認を受けて、電子部品大手のアルプス電気と経営統合することが決まりました。また、本田技術研究所の子会社ホンダR&Dイノベーションズは新サービス創造に向けて、フランスの360キャピタル・パートナーズなど欧州・中国のベンチャーキャピタル4社と協業すると発表しました。
ダイハツ工業はユーザーが求める車を先行的に研究する新組織「くらしとクルマの研究所」を新設すると発表。また、豊田通商や日野自動車などは、運転手の負担軽減を狙い、自動運転「レベル2」相当でトラック隊列走行する公道試験を新東名高速道路で始めました。
京浜急行電鉄は、カーシェアリング大手のタイムズ24と共同で鉄道とカーシェアを組み合わせて効率よく移動できる割引サービス「レール&カーシェア」をスタート。また、JR東日本は電車の自動運転を目指して、年末年始に山手線で走行試験を実施すると発表しました。
米国では自動運転開発のウェイモが、利用者から料金を徴収する自動運転車の配車サービスをアリゾナ州フェニックスで始めました。サービス名は「Waymo One」。当初は、公道試験に参加した地域住民数百人を対象とし、緊急時のためのドライバーが同乗します。
スウェーデンのボルボ・カーと通信機大手のエリクソンは、全世界でのボルボ市販車にエリクソンのコネクテッド・ビークル・クラウド・プラットフォームを搭載すると発表。自動運転や5G活用による大容量通信を視野にコネクテッドサービスを強化します。
仏グループPSAはカーシェア事業者とユーザーを結ぶモビリティサービスFree2Moveを介して、パリ市内でEV専用のシェアリングサービスを開始すると発表しました。550台のプジョー「i0n」とシトロエン「C-Zéro」を提供します。
半導体大手の米クアルコムは、自動運転やロボティクスなどに投資する人工知能(AI)専門の「Qualcomm Ventures AI Fund」を創設。投資規模は最大1億ドル(約113億円)の予定です。
このほか、英国で商用車の電気自動車(EV)化を進めるための大規模な実証実験事業が2019年1月に始まると報じられてています。日立製作所やウーバーテクノロジーズが参画し、約3000台の商用EVを走らせてデータを集めるとされています。
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